リクルートメイク
『書類選考通過のカギは証明写真にあった』
履歴書は、字を丁寧に書き印鑑をまっすぐ捺印し自己PR文を工夫したり、多くの方が細心の注意を払い作成しています。証明写真も写真店で撮影し、決しておざなりにはしていないでしょうが、実際の写真は表情がこわばり血色が悪く、まるで怒っているような写真も見受けられます。
ナチュラルさを勘違いしたノーメイクであったり学生気分が抜けきらない派手なメイクをしたまま撮影する方も見受けられます。男性の場合、ボサボサの髪で縁の広い眼鏡でアイコンタクトが取れず血色の悪い写真もあります。せめて髪型や眉を整える程度は最低限必要な事です。
下記の写真は同一人物ですが、髪型を変えメイクを変える事で「健康的で若々しく」さらに「清潔感」や「信頼感」も表現出来ています。
ビジネスメイク
『職場環境に合わせ戦略的にメイクする。それがビジネスメイクです。』
例えば、化粧品販売員と飲食店のスタッフでは、求められるメイクが違います。
しかし実際は「個人任せ」が多く見られ、違和感がありつつも見過ごしているのが現状です。現場にいるスタッフは会社の顔です。職場環境にふさわしいメイクで会社の印象も変わります。
また、学生時代は「自分の好きなメイク」で良いのですが、社会人になればその職場環境に合わせた「ビジネスメイク」を身につけて欲しいと思います。
右の写真は同世代の女性ですが、この印象の違いは、入社後1年もすれば顕著に現れます。
二人のスキルが同等だとします。Aの女性には、「信頼感」が見えるので何か責任のある仕事も任せてみようという気になり ますが、学生気分のような雰囲気のBさんには、そのよう な気持ちにならないかも知れません。
化粧品やアパレル関係の職場と官公庁や銀行などでは、求められるメイクは違ってきます。「ビジネスメイク」とは『求められるメイク』といっても良いでしょう。
パーソナルカラー
「パーソナルカラー」=自分色をご存知ですか。
右の写真をご覧ください。いくつもの手が並んでいますが、よく見ると1人1人肌の色が違います。同じように、瞳・髪・唇など、それぞれが自分の「色」を持っています。
色の組み合わせに、合う・合わないがあるように、自分にも似合う色、似合わない色があるのです。
生まれ持った自分の色ですから、ほとんど変わる事はありません。似合う色を身につける事で、相手に与える印象も良い方向へ変わります。この機会に『自分色』発見をしてみてはいかがでしょうか。
右の2枚の写真は同じモデル・メイク・髪型・場所・ほぼ同時間です。チャームポイントである色白さを活かしているのはどちらでしょうか?
右側ブルーグリーンの布をあてた彼女は目の下や口角に影が出ています。肌全体がくすんで見えるので、色白であることが活かせず「顔色が悪い」ように見えてしまっています。ペールピンクの布をあてた彼女は、チークや口紅の色がとても良く映えて、肌全体に澄んだ透明感が増し、顎のラインもシャープです。これがパーソナルカラーの効果です。